今日の1冊は、Tomlinson Holman著の「5.1 Surround sound」です。
映画やDVDで5.1サラウンドサウンドは珍しくなくなりました。この本は、5.1サラウンドサウンドを制作するための収録やミックスのノウハウが書かれています。たとえば、2つのチャンネル間をパンする場合、音量の変化はsin-cosの法則で決定されています。左チャンネルが100%のときの音量と左と右を均等にして音を中央に位置させるときの音量は左右何%にすると同じ音量になるか、という問題です。この考え方を5チャンネル空間に展開することを想像してみてください。