少し前に、学生の頃の話を題材にしたので、その続きとして今日も学生の頃を思い出して紹介します。
今日の1冊は、R.G. Collingwood著の"Principles of Art"です。
この本は、大学院生の時にアートセオリーの授業のテキストとして読んだ本で、1938年に書かれたアートセオリーの重要な1冊とみなされています。アートとクラフトの違いはなにか、アートとマジックの違いはなにか、などをディスカッションした記憶があります。自分にとっては、アーティストとして作品を理論として語るトレーニングの出発点でした。